「1%の成功者」とはどんな人か?
私が初めて「1%の成功者になる」と 聞いて思ったのが、パレートの法則を3回通らなければならないということでした。
最初から1%と聞くととても不可能に数字に聞こえますが、いまでは「現在置かれている状況で2割に入る」ということを3回繰り返せば良いだけと前向きに考えられるようになりました。
20%×20%×20%=0.8% ≒ 1%
とはいえ、そもそも何を元にして計算された1%なのかにもよります。
何を持って「成功」とするかにもよります。
稼ぐということが成功であれば、「一人で稼ぐ」を目指して行動しただけで、すでにひとつ目のパレートの法則は突破していることになりそうです。
しかし、今ではそういう考え方もしなくなりました。
1%の成功者が持っているマインドセットや習慣を身につけるということで結果的に1%になるということです。
別のいい方をすれば、「稼ぐ」という執着を捨てて、1%の成功法則を身につける。
結果的にお金の問題から解放される。
そこを松田豊さんが何度も説いておられることも理解できるようになってきました。
成功して続く人と続かない人の違いは何か?
以前から思っていたことが「成功して続く人と続かない人の違いは何なのだろうか?」とということです。
いまでは「マインドセット」の重要性を認識しています。
しかし、マインドセット以前に「環境の重要性」や「引き寄せの法則」などマインドを支える「外的な環境」と「内的な潜在意識」を整えることがもっと重要であると理解しています。
以前の記事でも「環境」に関わらせて書いていますが、今回は「成功者に引き上げてもらう」「常に試されている」という2つのYoutube動画と関わらせて書いています。
成功者に引き上げてもらう
松田豊さんが説いておられる通り「成功者」になるためには成功法則である「成功者のマインドセット」を身につけることが重要です。
松田さんがおっしゃる成功者側からみれば「成功者に引き上げてもららえる人」というのもひとつの答えであると共感できました。
「マインドセットを備えてコツコツと実践していれば自ら引き寄せてくる」ということと、「成功者に引き上げてもらえるようになる」ということは本質的に同じことをしているのです。
松田さんから学んだままになりますが、いま現在思うことは成功者のヒエラルキーがあって、上の人は常に下の人を見ていて、任せられる人を探していると思えるようになりました。
サラリーマンでも同じような構造を体験しています。
私は今は在宅介護をしていますが、以前はサラリーマンで管理職をしていました。
部下を持つようになると通常の業務をこなしながら自分がやっている仕事の後任を探して育てています。
意識的に育てている場合もあれば、意図せずに育てていたり、育ってくる場合もあります。
もちろん後釜といえるような人材を育てられれば自分の仕事が楽になるということもあります。
そして、たいていは後任にあたる人材を育てて任せられる状況になれば上の役職にステップアップをしていくことが経験上多かったです。
「常に試されている」の考え方
「天は自ら助くる者を助く」
英語のことわざ「Heaven(God) helps those who help themselves.」の訳語。
他人に頼らず、自立して努力する者には天の助けがあり、必ず幸福になるという意味。
怠惰な者には、決して幸福は訪れないということ。出典:故事ことわざ事典
松田豊さんは「常に試されている」という話もされていましたが、普段から「素行や言動が悪い」人を誰も引き上げたいとは思いません。
以前は「常に試されていること自覚し私自身も成功者に選ばれるような人間になりたいと思います。」と書いていました。確かにそうだと思っていました。
今では、仮に困難な状況になったとしても、「試されている」と考えなくて済むマインドセットが理想だと思っています。
自分が「試されているから」ここが踏ん張りどころとか、そういう甘い考えでいるようではまだまだマインドセットは確立されていないのかと思います。
マインドセットが確立されていれば、仮に何かに失敗しても、すぐに次の一手を考えたり、行動を起こします。
100歩下がる失敗をして嘆いてる暇があるなら一歩でも前進です。
まとめ
いま現在、私の考える「1%の成功者」とは、自ら成功を引き寄せてくる人で、成功者が引き上げざるを得ないような人なのかと考えています。